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NTTテクノクロス株式会社

損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント株式会社

当社では全社員がUSBキー型マジックコネクトを持っています。これはマジックコネクトを災害などで会社へ来られないときの業務サポートツールと位置づけているためです。使い方によっては休日でも届けを出さずに仕事ができてしまうため、常時使えるのは部長職以上に限定しています。それ以外の社員は事前にワークフローシステムを通じて申請し、期間限定でアクセスできるようにするという運用を行っています。

導入を検討された理由を教えていただけますか。

パンデミック対策の一環として導入しました。


マジックコネクトを導入したのは2009年、ちょうど世間でインフルエンザが流行して猛威をふるった年でした。多くの社員が事業所へ来ることができなくなるという可能性が現実味を帯びたことを受け、そのための対策としてリモートアクセス製品を導入することになったのです。

導入の決め手は何だったのでしょう。

NTTグループならではの安心感、そして導入の手間がかからないことです。

当初はリモートからアクセスする仕組みを自分たちで作ろうとも考えたのですが、そのためにはセキュアな回線を準備したり、RASサーバーを立てたりする必要がでてきます。当時はシステム基盤の担当者が少なかったこともあり、手間のかかることはできれば避けたいということでリモートアクセス製品を探し始めました。そして見つけたのがマジックコネクトです。これなら導入に手間もかからない、ということはもちろんでしたが、選択にあたってはNTTグループがバックボーンにあることもポイントでした。ネットワークやセキュリティがしっかりと担保されている安心感は大きかったですよ。

現在の活用方法について教えてください。

社員全員に持たせ、必要に応じて使えるようにしています。

パンデミック対策だけで考えれば、マジックコネクトは危機的状況が起こらない限り全くの休眠状態となってしまいます。全社員が持っていることを考えても、それはさすがにもったいない。そこで勤怠管理との整合性も含めて、どのように活用していくかということが課題となりました。今では必要に応じて事前申請ベースで利用を許可し、出張先からリモートでメールを見る、営業が訪問先でプレゼンを行う、などの使い方もできるようになりました。海外からも問題なくアクセスできるので、実際に使った社員からは非常に便利だと好評です。

常時開放しない理由を教えていただけますか。

勤怠管理の観点から利用を制限しています。

常時開放をしないのはセキュリティ上の理由もありますが、当社としてはむしろ勤怠管理の面が大きいですね。マジックコネクトを使えば帰宅後や土日を含め、いつでもどこでも仕事ができる環境を実現できます。これはとても便利なことですが、一方で仕事とプライベートの境目がなくなってしまう可能性があります。そのため、今の段階では常時開放には踏み切っていないんです。常時開放で運用するためには、通常勤務時間帯と異なる場合の労務管理規則を整える必要があるでしょうね。世の中の流れとしては在宅勤務やフレックス勤務が広がってきていますが、当社の業態がそうした勤務体系の流れに沿えるかどうかということも踏まえた上での検討も必要だと思います。

導入してみた感想はいかがですか。

「いざというときすぐ使える」ように指導しています。

常時使っている部長職以上や出張へ出る機会のある社員などを除けば、ほとんどの社員はマジックコネクトを持っていても使うことはまずありません。そのためあまり使わない人のために、自宅のPCから会社のPCへリモートでアクセスしてもらう利用訓練を年に二回行っています。いざパンデミックが起こったり、会社に来られない状況が起きたりした場合に、使い方がわからないというのでは困りますからね。

今後の展開について教えてください。

災害発生時にも通常業務が行えることを目ざしています。

近々、現在自前で持っているサーバー環境をデータセンター化して外部へ移行することになっています。それをにらんで、USBキーごとにファイル転送やコピー&ペーストなどの可否を設定できるタイプのマジックコネクトを導入しました。これを契機にデータセンターに仮想PCを置き、万が一の災害発生時にはマジックコネクトで仮想PCへアクセスして通常業務をこなせるような仕組みを構築する予定です。

取材日:2012.12.28

企業データ

損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント株式会社

利用製品

USB型