NTTテクノクロスNTTグループのリモートアクセスサービス

USE CASE導入事例

株式会社日設

INTERVIEW

マジックコネクトのない毎日は
考えられません。

弊社では、マジックコネクトを利用している人は、いつでもどこでも自席のPCをチェックするのが習慣になっています。一度その便利さを経験してしまうと、もはやマジックコネクトのない毎日は考えられなくなります(笑)。弊社では仕事をする上でのインフラになっていると言っても過言ではありませんから、もしなくなってしまったら、とにかく困るでしょうね。ですから、私も常に持ち歩いています。それこそカバンは持たなくともマジックコネクトは持っている。私にとっては「忘れてはならないもの」の筆頭格です。

マジックコネクト導入のきっかけは?

実は販売代理店としての登録が始まりでした。

弊社の主要業務は空調・衛生・電気を中心とした建築設備の設計・施工です。
数年前、さらなる業容拡大を図ることになり、その一環として手がけることになったのが実はマジックコネクトの販売でした。販売にあたっては、商品の機能と特長を把握することがなによりも大切なことは言うまでもありません。
そこで、販売の責任者を拝命した私がまず初めに使ってみることにしたのです。その結果は…「こんなに便利なものがあるんだ!」とびっくりしました。それまでは「リモートアクセス」を活用した仕事のやりかた、という発想自体がありませんでしたから、正直言って驚きを隠せませんでした。
それをきっかけに、まず自社で3アカウント導入したのが始まりです。

導入の経緯を教えていただけますか。

評判が評判を呼んで利用者が増えていきました。

社内口コミもありましたが、やはり現場での評判が大きかったですね。
まずはじめに、設計・施工を管轄している工事部へ「事務所にいなくてもいい」「持ち歩くだけでどこででも自席と同じ環境で仕事ができる」という程度の簡単な内容でマジックコネクトを紹介しました。それが、あっという間に評判が拡がったようで、すぐに「どこどこの現場でも使いたいので…」という要望が寄せられるようになりました。一度使えば、誰でもすぐに便利さが理解できるんですね。弊社には業務効率化の推進などにも係わっている工事企画部という部署があるのですが、そこからも要望が上がってくるようになりました。
そして、気がついてみれば常時複数の現場で利用されております。

導入してみた感想はいかがですか。

時間を有効に使えるようになりました。

「これを使えば会社にいなくても仕事ができる!」。個人的には、それが最初に使ってみたときの率直な感想です。私は営業ですから、外回りが基本です。その意味では「どこにいても自席にいるのと同じようにPCを使って仕事ができる」というのは画期的なことでした。
実例を挙げれば、会社へ戻る時間がないとき、インターネットカフェに飛び込んで、そこから自席のPCにアクセスしたことも一度や二度ではありません。データを開いて資料を作成し、メールに添付してお客様へ送る…通常ならセキュリティの点で絶対に考えられないことかも知れませんが、マジックコネクトを使えばほんとうに、まったく何の問題もないのです。
おかげで東日本大震災の時も、数日の間、会社へ行かずに支障なく仕事をこなすことができました。時間を有効に活用できるツールとして、マジックコネクトの存在はとても大きいと思います。

導入の結果、どんなメリットがありましたか。

業務の効率化と経費削減がいっぺんに実現できました。

とにかく、業務の効率化には計り知れないものがあります。私たち営業を含めた事務方はもちろんですが、特に工事部の業務が驚くほど変わりました。従来は、建設現場に自社の事務所を開設し、専用の回線を引いてインターネット環境を構築する必要がありました。
ところがマジックコネクトならば、モバイル回線、つまり携帯電話やWiMAXなどのデータ通信ができる環境さえあればいい。これは画期的なことでした。おかげで今では自社の現場事務所を構えなくて済むケースが増えています。また、建設業は現場が主体の仕事ですから、日中は現場、そして書類作成などの業務は現場から時間をかけて会社へ戻り、それから残業で…という流れになりがちです。
ところがマジックコネクトを使うと、わざわざ会社に戻る必要がなくなります。しなくてもいい残業がなくなり、仕事をさっと切り上げることができるようになるんですね。残業代や会社へ戻る交通費も不要になり、結果的に経費削減という点でも大きなメリットが生まれました。

運用のポイントを教えていただけますか。

「データは外部へ持ち出さない」を徹底しています。

建設業はお客様から社外秘のデータや設計図面をお預かりして業務を行います。それだけに、情報の流出は絶対に起きてはなりません。
そこで「データは外部へ持ち出さない」というルールを決めました。それに基づいて選んだのがファイルのダウンロードやコピー&ペースト、プリントアウトを禁止する仕様のマジックコネクトNDLです。初めから「データを取り出すことができない」設定ですので、故意はもちろん誤操作による情報漏洩も未然に防ぐことができるというわけです。

今後の展開について教えてください。

USBキー型マジックコネクトから、マジックコネクト・モバイルへ。

弊社はマジックコネクトの販売代理店でもあるため、今後はスマートフォンやiPadで活用できるマジックコネクト・モバイルの販売にも注力して行こうと考えています。スマートフォンで使う場合、画面が小さいという物理的な制約はありますが、何に使うかという落としどころさえしっかり押さえれば、マジックコネクト同様に業務の効率を大きく変えてくれるツールとして活用できるに違いありません。そのためには、機能説明だけでなく使い勝手のメリットをきちんと訴求できる必要があります。そこで今、マジックコネクト・モバイルを社内で使えるように依頼を上げています。自社でこれだけ便利に使っている、ということが説得力の大きな根拠になりますからね。

ポイント

マジックコネクトの便利さは、使ってみれば必ずわかります。
そして、一度使うと手放せなくなります。
業務の効率化はもちろんのこと、費用対効果の点からみても、
大きな導入価値のあるツールだと思います。

取材日:2012.06.20
企業データ

株式会社日設

利用製品
USB型