NTTテクノクロスNTTグループのリモートアクセスサービス

COLUMNコラム

製造業×テレワーク導入のポイント
~リモートアクセスツールで広がる新しい働き方~


製造業でのテレワーク導入、活用は難しい?

一般的に、製造業でテレワークは難しい、そんなイメージがついている方も多いと思います。
テレワークと聞いて「自宅で働く」在宅勤務を思い浮かべる方も多いですが、製造業という名前の通り、工場や現場でものを作り出す仕事とこうしたテレワークのイメージが結びつきにくいからかもしれません。



しかし、実際には、総務省が提供している令和6年通信利用動向調査の結果を参照してみると、製造業のテレワーク導入率は業界内で50%以上という数値を誇り、全産業平均導入率の47.3%よりも高い数値となっています。




製造業でテレワークが導入される理由

製造業のテレワーク導入率が全産業平均導入率よりも高い理由を、製造業という業種と、テレワークの働き方という2つの観点から考えてみます。

製造業特有の業務には、設計、開発、設備管理、メンテナンスなどがあげられます。
その他にも、経営、人事、営業、事務など、製造業に限らず全業種に共通する様々な業務が存在します。製造業という業種を整理してみると、全業種に共通する業務と、製造業特有の業務があり、業務内容や従業員の状況に合わせてテレワークの活用が実現できそうです。

また、働き方という観点から考えると、テレワークを行う場所は、自宅だけではなく、外出先やサテライトオフィスなども含まれます。テレワークと聞くと、在宅勤務のイメージが先行しがちですが、リモートアクセスツールを実際に使用している企業は多種多様な方法、場所でテレワークを活用しています。

これは、リモートアクセスツール「マジックコネクト」を導入している製造業のお客様の主な利用用途です。
在宅勤務が42.6%と最も多い割合ではありますが、ほぼ同じ比率でモバイルワークの用途でマジックコネクトをご利用いただいています。
その他には、別拠点にあるPCの遠隔操作や設備管理・メンテナンスでの遠隔作業など、様々な用途でマジックコネクトを活用されています。

つまり、テレワークの定義は、「場所にとらわれず働くこと」であり、製造業界においても職種や業務内容に合わせてテレワークは活用できるということです。




リモートアクセスツール導入前後で変化する働き方

ここで、製造業でリモートアクセスツールをどのように活用できるのか、導入前後で比較しながら見ていきましょう。




CADソフトが会社にある高性能PCにしかインストールできず、テレワークができない方や、持ち運びが大変という課題を持っている方も多いと思います。
リモートアクセスツールの導入により、家にあるノートPCから会社の高性能PCへアクセスでき、CADソフトによる設計作業が可能となります。




メンテナンス業務では、製造工場が地方、またオフィスから離れたところにある場合も少なくありません。
遠隔地への移動や専門技術者の不足という課題を、リモートアクセスツールを活用したリモートメンテナンスにより、業務効率化が図れます。
例えば、本社から各工場にあるシステムに遠隔で入り込み、監視作業や保守作業を行うことで、移動にかかる時間の削減を図り、効率的な業務遂行を実現します。




打ち合わせ等で外出する機会の多い営業職では、設計図面、製造データなどの機密情報や会社PCの持ち出しが情報漏洩のリスクとなることも懸念として挙げられます。
リモートアクセスツール導入後は、外出先から会社のPCに安全にアクセスし、提案資料や見積書、設計図面などを必要なときに確認できます。
資料やPCを持ち歩く機会を減らせるため、紛失・盗難による情報漏洩リスクの軽減にもつながります。
必要な情報をその場で確認できるため、顧客への提案も滞りなく実現可能です。

このように、リモートアクセスツールを導入することで業務効率化や多様な働き方を実現できます。




テレワークをマジックコネクトで実現するメリット

テレワークをマジックコネクトで実現するメリットについてご紹介します。
マジックコネクトはリモートデスクトップ方式を採用しています。

リモートデスクトップ方式とは、自宅や外出先等、手元にある端末にオフィスにあるPCのデスクトップ画面を転送することで遠隔操作を行う方式です。
既存環境の変更や専用機器の導入が不要なため導入・運用時の費用を抑えることができます。また、手元端末にデータを保存しない仕様のため、情報漏洩リスクも軽減できます。

リモートデスクトップ方式のマジックコネクトを使用すれば、初期費用を抑え、IT知識に詳しくない方でも導入・運用が簡単に、情報漏洩対策も確保されている環境のもとでテレワークを開始できます。




CADも快適に使える、業務に合わせたリモートアクセス

リモートアクセスツールを選ぶ際は、CADなどの特定のソフトに対応しているかだけでなく、画面の動きが多い業務でも快適に操作できるかが重要です。
マジックコネクトには、標準タイプとプレミアム版があり、プレミアム版は、標準タイプに比べて、次の利点があります。

● 高品質映像モードを利用することで、動画など画面の動きが多いときの画面表示や操作性の向上
● CAD操作やグラフィック作業などでのマウスカーソルの追従性の向上
● 自宅などからオフィスPCの電源を投入できるWOLオプションを追加費用なしで利用可能

これらの利点により、リモート環境下で負荷がかかりがちな業務でもマジックコネクト・ネオ プレミアムならスムーズな操作性を実現可能です。

CADに限らず、画面の動きが多い業務や高い操作性が求められる作業にも、プレミアム版が適しています。通信環境や業務内容に応じて、最適なプランを選びましょう。




マジックコネクトで製造業に新たな働き方を

このように、製造業でのテレワーク導入は在宅勤務に限らず、業務効率化や人手不足解消など様々な課題を解決する手段として有効です。

数あるリモートアクセスツールの中でも、初期コストを抑え、簡単に導入可能なリモートデスクトップ方式を採用するマジックコネクトで業務に縛られない柔軟な働き方を実現してみませんか。



執筆:NTTテクノクロス株式会社 マジックコネクト担当
公開日:2026年11月5日