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設定・操作方法

質問

通信速度(通信量)を制限する方法を教えてください。

回答 (最終更新日: 2025年05月21日)

リモートアクセス時の通信速度を制限することができます。ユーザの操作性とのトレードオフにより、会社ネットワークを流れるマジックコネクトの通信量を抑える効果があります。

※ 通信量を制限する機能は、マジックコネクト・ネオのみで提供されます。「マジックコネクト(従来モデル)」では利用できません。

通信量の制限の仕組
管理者による強制設定方法

 

通信量の制限の仕組

通信速度に制限を設けることにより、通信量を抑えます。

通信速度の制限は、接続先機器(対象機器)側に対して適用されます。

・接続先機器(対象機器)のクライアントプログラムが Ver9.1 以降の場合のみ利用できます。
・手元端末のビューアアプリのバージョンには依存しません。

設定

制限内容は、接続先機器(対象機器)のクライアントプログラムの設定画面で確認、変更できます。

初期状態は「標準」です。

各設定値の制限速度の目安は次の通りです。

  • 標準 : –
  • 制限 : 1,600kbps
  • 大幅制限 : 1,000kbps

※目安の値は、予告無しに変更される場合があります。

後述の手順により、管理者が通信速度の制限を強制することもできます。管理者により制限が強制されている場合、クライアントプログラムの設定画面では「通信速度制限」を変更できなくなります。

影響

通信速度が制限されることにより、リモートアクセス時に画面の動きがかくついたり、マウスやキーボードの操作がすぐに反映されなくなるといった事象が発生する場合があります。
(利用環境や作業内容に依存するため、各制限速度の場合の具体的な影響については、ご案内できる情報がございません。)

接続先機器がサーバOSで、複数の手元端末から同時にリモートアクセスする場合(N対1接続の場合)

1つの接続先機器、クライアントプログラムに対する制限です。1つ1つのリモートアクセス通信に対する制限ではありません。
そのため、複数の手元端末から同時にリモートアクセスされる場合、その合計に対して制限が適用されます。

 

管理者による強制設定方法

1ユーザずつ設定する方法と一括設定の方法があります。
1ユーザの通信速度を強制設定
一括操作で通信速度を強制設定

※ 接続先機器(対象機器)のクライアントプログラムが Ver9.1 より古い場合には、管理者による強制設定を実施しても効果はありません。
※ 手順中、「アカウント管理者」とある部分は「サブアカウント管理者」であっても同様に実施できます。

1ユーザの通信速度を強制設定

Step 1

Webブラウザを使って管理機能へログインします。
管理機能

ログイン画面では、アカウント管理者のユーザ名と、そのパスワードを入力します。

Step 2

「ユーザ管理」を選択します。

Step 3

通信速度制限を強制設定したいユーザを選択します。

Step 4

「アプリケーションの詳細設定」セクション内にある「クライアント(接続先機器)の通信速度設定」の値を選択します。
「任意」の場合は、管理者による強制はしません。ユーザの設定に任せます。

Step 5

画面の一番下にある「アプリケーションの詳細設定を更新」を選択します。

Step 6

確認画面が表示されるので「OK」を選択します。

以上で「1ユーザの通信速度を強制設定」は完了です。

なお、設定した内容は、接続中のクライアントプログラムには反映されません。クライアントプログラムが次回マジックコネクトサーバへログインするタイミングで反映されます。

 

一括操作で通信速度を強制設定

Step 1

Webブラウザを使って管理機能へログインします。
管理機能

ログイン画面では、アカウント管理者のユーザ名と、そのパスワードを入力します。

Step 2

「ユーザ管理」を選択します。

Step 3

「一括操作」を選択します。

Step 4

「クライアントの通信速度設定を一括更新」を選択します。

Step 5

「クライアント(接続先機器)の通信速度設定」画面が表示されます。

全てのユーザに同じ設定を適用するには「全て選択」を選んで、通信速度設定の値を選択します。

「個別選択」を選ぶと、設定を適用するユーザを指定することができます。指定しないユーザについては、設定が変更されません。

Step 6

「クライアントの通信速度設定を一括更新」ボタンを選択します。

Step 7

確認画面が表示されるので「OK」を選択します。

Step 8

更新結果が表示されます。

以上で「一括操作で通信速度を強制設定」は完了です。

なお、設定した内容は、接続中のクライアントプログラムには反映されません。クライアントプログラムが次回マジックコネクトサーバへログインするタイミングで反映されます。

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