手元端末としてMacを利用する場合の制約を教えてください。
回答 (最終更新日: 2024年06月18日)
マジックコネクト・ネオでは、手元端末としてMac OSのPCを利用できます。
マジックコネクト・ネオの対応OSはこちら
マジックコネクト(従来モデル)では、端末認証型NDL または モバイル(Windows/Mac) の場合のみ手元端末としてmacOSのPCを利用できます。
マジックコネクト(従来モデル)対応OSはこちら
(macOS 14.2.1以降の一部環境でマウスやキーボードが反応しなくなる事象が確認されていましたが、macOS用ビューアアプリ Ver8.6r1 で対応済みです。)
マジックコネクト・ネオ、マジックコネクト(従来モデル)どちらの場合も、手元端末としてWindowsを使用する場合と比較して、以下の機能に制約があります。
手元端末がMacの場合、音声の入出力に未対応です。
対象機器で再生された音声は手元端末(Mac)側でも、対象機器側でも再生されません。
また、手元端末(Mac)側のマイクから入力された音声も、対象機器側へ転送することはできません。
手元端末がMacの場合、手元端末のカメラ映像をマジックコネクトを経由して送信することはできません。
NDLエディションでは、デバイス共有は【禁止】で固定されています。
「デバイス共有」とは?
macOSでは対象機器から手元のプリンターへの印刷に対応していません。
手元端末がMacの場合でも
手元端末のモニタ解像度で対象機器(接続先機器)のデスクトップが描画されます。
その結果、手元端末のモニタにフィットする形で表示されます。
なお以下の機能には対応していません。
なお、色深度は16bitです。(Windows版は通常32bit)
Macの場合、Microsoftのリモートデスクトッププロトコルを弊社で独自実装しています。
一方 Windowsでは、Microsoft純正のリモートデスクトップ機能を利用できることから、
Macよりも処理が最適化される傾向にあります。
そのため同じ操作条件で比較すると、Macの方が遅い傾向にあります。
マウスのホイール押し込みは、ご利用ができません。
以下のキーは利用できません。
なお、Macの標準設定では、ファンクションキーはFnキーと同時に押す必要があります。
ファンクションキーを単独で利用する場合は、次の設定を行ってください。
Macキーボードの特殊キーは、Windows側で右記のキーとして扱われます。
Macキー | Windowsキー |
---|---|
⌘(command) | Windowsキー |
⌃(control) | Control |
⌥(option/alt) | Alt |
⇧(shift) | Shift |
かな | 全角 |
英数 | 半角 |
delete | Backspace |
Fn+delete | Delete |
Fn+↑ | PgUp |
Fn+← | Home |
Fn+→ | End |
Fn+↓ | PgDn |
その他の特殊キーでMacに存在しないキーについては、Macキーボードから入力することができません。
代替手段となりますが、接続先機器(Windows)側のスクリーンキーボードから入力を行うことは可能です。
<スクリーンキーボードの表示>
接続先機器画面の何もないところをクリックし、
「command」+「R」キーを同時に押下すると、
「ファイル名を指定して実行」の画面が表示されますので、
「名前:」欄に「osk」と入力して「OK」をクリックします。
しばらくするとスクリーン キーボードが表示されます。
Macの日本語入力方式が
「日本語 – ローマ字入力」(「e」「m」「a」→「えま」)ではなく
「日本語 – かな入力」モード(「え(5)」「ま(j)」→「えま」)の場合、
キーボード入力で意図しない文字が入力されます。
予め手元端末(Mac)を英数入力モードに変更してから、マジックコネクトの画面に切り替えると正常に入力できます。
Windowsの日本語入力方式が
ローマ字入力(「e」「m」「a」→「えま」)ではなく
「かな入力」モード(「え(5)」「ま(j)」→「えま」)の場合、
テンキー付キーボードのテンキー部分を押すと、その数字や記号の一般キーに刻印されている「かな文字」が入力されます。
例) テンキーの「5」を入力すると、一般キーの「5」に刻印されている「え」が入力されます。