回答 (最終更新日: 2024年05月21日)
対象機器(接続先機器、オフィスPCなど)のOS設定により、リモートデスクトップ接続時に以下のエラーメッセージ(一つ、もしくは複数)が表示されることがあります。
- 「リモートコンピューターに接続するには、認証を有効にする必要があります。
リモートコンピュータ: 127.0.0.2
認証が有効になっていないため接続を続行できません。」
- 「認証が有効になっていないため接続を続行できません。リモートコンピューターに接続するには、認証を有効にする必要があります。」
- 「リモートコンピューターには、お使いのコンピューターでサポートされていないネットワーク レベルの認証が必要です。サポートが必要な場合は、システム管理者かテクニカル サポートに問い合わせてください。」
- 「内部エラーが発生しました。リモートデスクトップセッションが終了しました。切断理由コードは409です。対象機器と操作PCの空きメモリやネットワーク状態を確認してください。(お問い合わせコード:1083)」
- 「対象機器(接続先機器)のOS設定で「ネットワーク レベル認証」が要求されているため、マジックコネクトのリモートデスクトップでは接続できません。(お問い合わせコード:1073)」
- 手元端末がiPhone/iPad、Android端末、Macの場合に、リモートデスクトップ接続を開始すると一瞬黒い画面が表示された後、元の画面に戻る。エラーメッセージは無し
キーワード
- ネットワーク レベル認証
- ネットワークレベル認証
- 黒画面
- 真っ黒
- 1073
- faq93
対処方法
対象機器に最新のクライアントプログラムを上書きインストールしてください。
クライアントプログラムのインストーラによりOS設定が最適化され、マジックコネクトのリモートデスクトップ接続が可能になります。
上書きインストールの手順(アップデート手順)は次の通りです。
マジックコネクト・ネオの場合
マジックコネクト・ネオ クライアントプログラムのアップデート手順
マジックコネクト(従来モデル)の場合
マジックコネクト(従来モデル) クライアントプログラムのアップデート手順(強制的な上書きインストール)
対象機器がWindows Server系OSの場合 または 対象機器がActive Directory環境の場合
Windows Server系OS(Windows Server 2019 等)やActive Directory環境では、グループポリシーの確認、変更も必要な場合があります。
1. Windows管理者アカウントでサインイン(ログオン)します。
2. Win + R を押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
3. 名前に「gpedit.msc」と入力して、グループポリシーエディタを起動します。
表示されたグループポリシーエディタで、
下記ポリシー (1)、ポリシー (2)の設定をご確認ください。
ポリシー (1)
- ポリシーの場所
- 「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「リモートデスクトップサービス」→「リモートデスクトップセッションホスト」→「セキュリティ」→「リモートデスクトップ接続に特定のセキュリティレイヤーの使用を必要とする」
- ポリシーの状態
- 「未構成」あるいは「無効」であれば、変更不要です。
- 「有効」の場合、値を「ネゴシエート」にします。
ポリシー (2)
- ポリシーの場所
- 「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「リモートデスクトップサービス」→「リモートデスクトップセッションホスト」→「セキュリティ」→「リモート接続にネットワーク レベル認証を使用したユーザー認証を必要とする」
- ポリシーの状態