PCのスリープ設定を無効にしているのに、スリープしてしまいます。
回答 (最終更新日: 2025年04月04日)
Windows PCのスリープ設定は、Windowsの標準設定で設定できるものの他に、PCベンダー独自の設定や、レジストリでしか確認できない設定などがあります。順番にお試しください。
なお、通常は「A. Windowsの標準設定」のみで問題ありません。
実際にスリープしているかどうかの確認方法については、接続先機器(対象機器)のスリープ・シャットダウン履歴を確認する方法 をご確認ください。
[スタート]を右クリックし、[電源オプション] を開きます。
「画面、スリープ、休止状態のタイムアウト」の「電源に接続」「次の時間が経過後にデバイスをスリープ状態にする」を「なし」に設定します。
「画面、スリープ、休止状態のタイムアウト」の「バッテリ駆動」「次の時間が経過後にデバイスをスリープ状態にする」を「なし」に設定します。
「カバー、電源とスリープ 個のボタン コントロール」にある「電源に接続」/「バッテリ駆動」それぞれについて、
「カバーを閉じると、PCが」を「何も行わない」に設定します。
[スタート]を右クリックし、[電源オプション] を開きます。
「スリープ」の「次の時間が経過後、PCをスリープ状態にする(電源に接続時)」を「なし」に設定します。
「スリープ」の「次の時間が経過後、PCをスリープ状態にする(バッテリー駆動時)」を「なし」に設定します。
「電源とスリープ」の右側を下にスクロールし、[関連設定]の「電源の追加設定」を押します。
表示された画面の左側メニューから「カバーを閉じたときの動作の選択」→ [カバーを閉じたときの動作:]→「電源に接続:何もしない」を選択し、「変更の保存」を選択します。
1. [スタート] → [すべてのアプリ] → [Windows ツール](Windows 10では「Windows システム ツール」) → [コントロール パネル] を開きます。
2. コントロール パネル内の、[システムとセキュリティ] → [電源オプション] を開きます。
3. (「現在利用可能ではない設定を変更します」が表示されている場合のみ)
「現在利用可能ではない設定を変更します」を選択します。
4. (プランに[高パフォーマンス]が表示されている場合のみ)
プラン「高パフォーマンス」を選択します。
5. 選択されているプランの「プラン設定の変更」を選択します。
6. (「プラン設定の編集」画面に「現在利用可能ではない設定を変更します」が表示されている場合のみ)
「現在利用可能ではない設定を変更します」を選択します。
7. 「プラン設定の編集」画面の「コンピューターをスリープ状態にする」を「適用しない」にします。
(「バッテリ駆動」と「電源に接続」の2つの項目がある場合、両方とも「適用しない」にします。)
8. 「プラン設定の編集」画面の「詳細な電源設定の変更」を選択します。
9. 「電源オプション」画面にある「次の時間が経過後スリープする」を「なし」にします。
(「バッテリ駆動」と「電源に接続」の2つの項目がある場合、両方とも「なし」にします。)
10. 「電源オプション」画面を「OK」で閉じます。
11. 「プラン設定の編集」画面で「変更の保存」が有効な場合、「変更の保存」を選択します。
PCの機種によってはモダンスタンバイ(S0)という省電力モードが有効になっています。
モダンスタンバイが有効になっているか確認する方法や、無効化する方法について、他社様や個人のページで各種公開され、インターネット上で検索できます。
しかし、現時点でマイクロソフトから公開されている公式情報としては確認できておりません。確認でき次第、反映いたします。
PCベンダーが独自のスリープ機能を組み込んでいる可能性があります。
PCベンダーのサポートへ、スリープを解除できない旨、相談いただくことをお勧めします。
Windowsが提供するpowercfgコマンドにより、現在のスリープ設定を確認することができます。
(マジックコネクト・ネオのクライアントプログラムで表示される「PCの現在のスリープ設定」は、この値を表示しています。)
(注)powercfgコマンドは、一般のユーザーが利用することを想定されていません。内容が不明な場合は、無視してください。
1. コマンドプロンプトを開きます。
2. コマンドプロンプトで下記のコマンドを実行します。
powercfg /GETACTIVESCHEME
→現在の電源設定名とGUIDが表示されます。
表示例)
電源設定の GUID: 381b4222-f694-41f0-9685-ff5bb260df2e (バランス)
3. コマンドプロンプトで下記のコマンドを実行します。
powercfg /QUERY {{GUID}} SUB_SLEEP
({{GUID}}の部分には、上で表示されたGUIDを指定します。上の例の場合、 381b4222-f694-41f0-9685-ff5bb260df2e です。)
→現在の電源設定の詳細が表示されます。
項目「次の時間が経過後スリープする」の「現在の AC 電源設定のインデックス」と「現在の DC 電源設定のインデックス」の値がスリープ時間の16進数表記です。
コマンド例)
powercfg /QUERY 381b4222-f694-41f0-9685-ff5bb260df2e SUB_SLEEP
表示例)
電源設定の GUID: 381b4222-f694-41f0-9685-ff5bb260df2e (バランス) GUID エイリアス: SCHEME_BALANCED サブグループの GUID: 238c9fa8-0aad-41ed-83f4-97be242c8f20 (スリープ) GUID エイリアス: SUB_SLEEP 電源設定の GUID: 29f6c1db-86da-48c5-9fdb-f2b67b1f44da (次の時間が経過後スリープする) GUID エイリアス: STANDBYIDLE 利用可能な設定の最小値: 0x00000000 利用可能な設定の最大値: 0xffffffff 利用可能な設定の増分: 0x00000001 利用可能な設定の単位: 秒 現在の AC 電源設定のインデックス: 0x00000000 現在の DC 電源設定のインデックス: 0x00000708 電源設定の GUID: 94ac6d29-73ce-41a6-809f-6363ba21b47e (ハイブリッド スリープを許可する) GUID エイリアス: HYBRIDSLEEP 利用可能な設定のインデックス: 000 利用可能な設定のフレンドリ名: オフ 利用可能な設定のインデックス: 001 利用可能な設定のフレンドリ名: オン 現在の AC 電源設定のインデックス: 0x00000001 現在の DC 電源設定のインデックス: 0x00000001 電源設定の GUID: 9d7815a6-7ee4-497e-8888-515a05f02364 (次の時間が経過後休止状態にする) GUID エイリアス: HIBERNATEIDLE 利用可能な設定の最小値: 0x00000000 利用可能な設定の最大値: 0xffffffff 利用可能な設定の増分: 0x00000001 利用可能な設定の単位: 秒 現在の AC 電源設定のインデックス: 0x00000000 現在の DC 電源設定のインデックス: 0x00004650 電源設定の GUID: bd3b718a-0680-4d9d-8ab2-e1d2b4ac806d (スリープ解除タイマーの許可) GUID エイリアス: RTCWAKE 利用可能な設定のインデックス: 000 利用可能な設定のフレンドリ名: 無効 利用可能な設定のインデックス: 001 利用可能な設定のフレンドリ名: 有効 利用可能な設定のインデックス: 002 利用可能な設定のフレンドリ名: 重要なスリープ解除タイマーのみ 現在の AC 電源設定のインデックス: 0x00000001 現在の DC 電源設定のインデックス: 0x00000000